墨染ショッピング街について

「墨染ショッピング街」は、「ごきげんさん おおきに」のやさしさ飛び交う商店街を目指し、昭和53年に設立されました。春は墨染寺での「墨染さくらまつり」、5月には藤森神社の「神幸祭」、夏には藤森神社での「藤森盆踊りフェスティバル」にも協力し、地域の活性に貢献しています。周辺には「伏見の大仏」で有名な欣浄寺や「墨染ダム」と呼ばれる水力発電所もあり、歴史的な社寺仏閣が多数点在する「墨染ショッピング街」は四季を通じて「ヒストリカル・ウォーク」を楽しめる商店街です。地域の安心、安全、繁栄のために街路灯の設置などの活動も行なっています。

01商店街マップ

商店街マップ

02店舗一覧

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03観光案内

ぼくせんじ

墨染寺

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境内を「墨染桜」がうめ尽くす春の日

貞観16年(874年)に天皇の勅願により、摂政・藤原良房が建立した貞観寺が前身。藤原良房の娘・明子の産んだ惟仁親王(清和天皇)の加護のために建立されたといわれますが、徐々に衰退しました。その後、安土桃山時代の天正年間(1573~1591年)およびその後の数年にわたり豊臣秀吉が寺領千石の土地寄進を行い、大僧都・日秀上人により旧寺を改められ法華宗・墨染桜寺として建立、本堂に「桜寺」の額を掲げて再興されました。墨染寺として民衆から親しまれ、桜寺の名で愛されております。境内には墨染の地名の起こりと伝えられる墨染桜があり、この桜は平安時代の歌人である上野峯雄が藤原基経の死を悼んで、和歌「深草の 野辺の桜し 心あらば 今年ばかりは 墨染に咲け」と詠んだところ、桜の花が墨染色に染まったという伝説があります。墨染桜の花は小さく、白色の単弁で薄墨のようなところから、この名が生まれました。

  • 伏見区墨染町 741
  • ☎ 075-642-2675

ふじのもりじんじゃ

藤森神社

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「勝運」と「学問」のご利益にあやかる

社伝では、神功皇后摂政3年(203年)神功皇后によって創建された、皇室ともゆかりの深い古社です。歴史をさかのぼれば、近郊にあった三つの社が合祀され、現在の藤森神社となったといわれます。本殿は正徳2年、中御門天皇より賜ったものです。菖蒲の節句発祥の神社としても知られ、現在では勝運と馬の神様として有名ですが、日本書紀の編者であり日本最初の学者である舎人親王を祭神として祀っていることから、学問の神としても深く信仰されています。藤森祭に奉納される駈馬神事が馬の神事であることから馬の神として信仰され、馬主、騎手、競馬ファンの祭典が毎年行われて、多くの人々に参拝されます。現在、5月の藤森祭では藤森神社の三基の神輿、武者行列、鼓笛隊が氏子地域を練り歩きます。また、京都市の「無形民俗文化財」にも指定されている「駈馬神事」も行われます。

  • 伏見区深草鳥居崎町 609
  • ☎ 075-641-1045
  • http://www.fujinomorijinjya.or.jp/

ごんじょうじ

欣浄寺

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木造仏像として日本一の「伏見の大仏」

清凉山と号する曹洞宗の寺院。寛喜2年(1230年)から天福元年(1233年)まで道元禅師がこの地で教化に努め、当寺を創建したといわれています。本堂には俗に「伏見の大仏」と呼ばれる約5.3mの毘盧遮那仏をはじめ、阿弥陀如来像、道元禅師石像などが安置されています。また当地は昔、深草少将の屋敷があった場所と伝えられ、池の東の薮陰の道は「少将の通い道」と呼ばれ、訴訟のある者はこの道を通ると願いが叶わないとされます。本堂の前に残る池はその昔、小野小町が来遊のおり、その美しい姿を水に映して『おもかげの変わらで年のつもれかし よしや命にがぎりありとも』と詠んだといわれ、姿見の池といわれています。またその前には少将遺愛の「墨染の井戸」があり、一に涙の水とも少将姿見の井戸ともいわれています。弘法大師利剣の名号が納められているこの井戸の水は、今もなお渇れることがありません。

  • 伏見区西桝屋町 1038
  • ☎ 075-642-2147

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